日本小売業協会について

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会長あいさつ

ごあいさつ

日本小売業協会 会長 清水 信次

日本小売業協会は昭和53年(1978年)5月に主要小売業団体、東京商工会議所をはじめ各地の商工会議所などの経済団体により設立され、以来34年間、国民生活の向上を担う生活産業の主要団体として、役員会員が積極的に活動に参加して、我が国小売業の近代化、生産性向上のために活発な事業活動を展開しております。

私は日本小売業協会の創設時から役員として参画してまいりました。その間、昭和50年代から60年代初めにかけまして、消費税など間接税の導入問題という重要な税制問題に直面いたしまして、小売業界の意見を集約し、必要な政策提言や集会開催などを行い、他の役員会員と一緒になって拙速な導入には反対するという趣旨の活動を行ってまいりました。

そうした歴史の中で、私が、5月の定時総会におきまして、会員の皆様からご推挙をいただき、第8代目の会長を引き受けましたのも、日本の小売業界が、すでに世界でも有数の規模と高品質の経営を誇る状況にあるものの、まだまだ解決すべき課題が山積しているからと考えたからであります。

日本経済は、台頭する中国にGDP規模では抜かれたとはいえ、依然としてGDP世界第3位の地位を保ち、その優れた生産力で四輪車、二輪車、家電製品、機械、各種部品などでは世界に冠たる地位を築いております。また、内需の市場規模はGDPの6割に達しており、世界一ともいわれる豊かな消費市場を形成しております。それを、供給面で支えているのは小売・サービス業であります。

私は、世界有数の水準にある日本の小売業界に対する政府や国民の認識はまだ不十分と考えておりますので、日本小売業協会や私が会長を務める他の団体と連携して、日本の小売業の地位向上に尽力したいと考えております。

現在、日本企業の海外進出が活発化しておりますが、日本の小売業界のアジア進出も活発であります。成長著しいアジアの消費市場は、中間所得層の台頭により、近代的な小売業の成長が始まっておりますが、日本の小売業界が培ってきたマーチャンダイジング、マーケティング、安全安心な商品提供などのノウハウは、アジアの小売・サービス業の近代化に必ず資するものと考えます。

日本小売業協会は、その創設以来、アジア太平洋小売業協会連合会(18カ国・地域: 準会員を含む)をリードする立場にありますが、来る10月28日~30日に開催されます第17回アジア太平洋小売業者大会(マニラ大会)では、役員の皆さんの協力を得て日本の優れた経営戦略をアジアや世界からの参加者に伝えるとともに、多くの会員の参加により国際的な交流活動を行うこととしております。

このほか、今年度の事業活動は別に決議した通りですが、役員会員の皆様の格別なるご協力のもと、あるいは新規会員にも加わっていただき、これからも当協会設立目的に従って、積極的に活動してまいりたいと存じますので、今後とも皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。

日本小売業協会 会長 清水 信次

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