第30回 流通交流フォーラム

「第30回流通交流フォーラム」開催中止のお知らせ

当協会では、3月3日(火)に開催を予定しておりました「流通交流フォーラム」の開催を中止することといたしました。詳しくは以下PDFをご確認くださいませ。
「第30回流通交流フォーラム」開催中止のお知らせ

新たな価値共創へ
大転換時代の小売業の経営戦略

野本 弘文

流通交流フォーラムは、流通・小売分野の日本最大級の展示会「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」の初日に開催するメインセミナーとして、流通・小売業の振興と発展に寄与することを目的に、1991年の第 1 回以来、毎年開催しており次回で第30回を迎えます。
日本でも有数のこの分野のセミナーとしてご定評をいただいております。
2020年3月3日(火)に開催する第30回は、「新たな価値共創へ ~大転換時代の小売業の経営戦略」をテーマに次の世代を見据えた小売業はどうあるべきかという観点から、日本国内の少子高齢化の一層の進展、消費者の嗜好と変化のスピードがますます上がる中での業態間競争の激化、ネットの利用方法の多様化が進み、人手不足の一方で外国人労働者の増加やインバウンドのお客様への対応、さらに企業成長に欠かせないアジアマーケットへの取組みなど、これらの変化に対応すべく戦略的に取り組んでいる有力サービス業や流通業の経営トップとこれらの分野に知見の深い方を講師としてお招きし、ご講演いただきます。

日本小売業協会 会長 野本 弘文

セミナー概要

サムネール:パンフレット

パンフレットダウンロード(PDF:1.5MB)

第30回 流通交流フォーラムについてさらに詳しい情報はこちらをダウンロードしてご覧ください。

開催日 2020年3月3日(火) 13:00~16:30
会場 東京ビッグサイト 東京都江東区有明3-11-1
会議棟1F レセプションホール(A)
受講料(税込)

日本小売業協会会員 ……… 5,000円
後援団体会員 ……………… 6,000円
一般 ………………………… 7,000円

※お客様のご都合によるキャンセルにつきましては、受講料の返金はいたしかねますので、代理の方のご出席をお願いいたします。

※やむをえない事情により、講師等プログラムが変更になる場合がございます。
その場合返金はいたしませんので予めご了承ください。

お申し込み方法

Webサイトよりお申込みの場合は上記URL又は日本小売業協会HPより、FAXにてお申込みの場合は下記お申込み用紙をご利用ください。いずれも氏名・会社名・所属・役職・住所・アドレス・電話番号等をご記入の上、お申し込み下さい。
到着次第、請求書及び受講券をお送り致します。
受講料は請求書に記載の銀行口座に2月28日(金)までにお振込み願います。

【お申し込み先】
日本小売業協会「流通交流フォーラム」事務局
担当:梅根敬一郎・伊藤 恵
E-mail:umene@japan-retail.or.jp
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-2 丸の内二重橋ビル6階
TEL. 03-3283-7920
FAX. 03-3215-7698

主催
  • 日本小売業協会
  • 日本経済新聞社
後援
  • 日本商工会議所
  • 東京商工会議所
  • 一般社団法人 日本販売士協会
  • 東京販売士協会
  • 一般社団法人 全国スーパーマーケット協会
  • 一般社団法人 日本ショッピングセンター協会
  • 一般社団法人 日本スーパーマーケット協会
  • 一般社団法人 日本専門店協会
  • 日本チェーンストア協会
  • 公益社団法人 日本通信販売協会
  • 一般社団法人 日本百貨店協会
  • 一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会
  • 一般社団法人 日本ボランタリーチェーン協会
協 賛
  • 富士通株式会社
  • 日本コカ・コーラ株式会社
  • 東芝テック株式会社
  • デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
お問い合わせ 日本小売業協会「流通交流フォーラム」事務局
担当:梅根敬一郎・伊藤 恵
E-mail:umene@japan-retail.or.jp
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-2 丸の内二重橋ビル6階
TEL. 03-3283-7920
FAX. 03-3215-7698

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プログラム

第30回 流通交流フォーラム
新しい時代の変わりゆく小売業の経営戦略

【講演1】 13:10~14:10
「不確実性の高い時代における経営 ~ロイヤルグループの経営戦略~」

外食産業はこれまで日本経済の拡大に歩調を合わせ、現在25兆円の市場規模にまで成長しています。しかしこれからの時代、国内の人口減少と世界的な人口増加により、すでに課題が顕在化している人手不足をはじめ、生産性向上を妨げる様々な課題が深刻化することが予想され、過去の成功体験の延長線上には企業の持続的成長を見いだせなくなっていると考えます。
不確実性の時代においても確実におきていることに目をむける重要性と、「ヒトが生み出すサービスの価値」を付加価値の源泉とする外食産業におけるテクノロジーの活用、ステークホルダーとの対話など持続的成長にむけた取り組みについてお話します。

菊地 唯夫氏

【講演者】
ロイヤルホールディングス株式会社
代表取締役会長
菊地 唯夫氏

1988年 日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行
2000年 ドイツ証券会社 東京支店 入社
2004年 ロイヤルホールディングス(株)入社
     執行役員 総合企画部長 兼 法務室長
2010年 同社 代表取締役社長
2016年 同社 代表取締役会長 兼 CEO
2016年 (一社)日本フードサービス協会 会長(2018年5月退任)
2019年 同社 代表取締役会長(現任)

【講演2】 14:20~15:20
「蔦屋書店と顧客が共創する、地域コミュニティと町づくり業」

「地方都市の活性化」が社会課題となって久しいですが、そんな中、人口30万人の北海道・函館市にある「函館 蔦屋書店」では、月に120回以上のコミュニティイベントが開催されています。コミュニティイベントとは、市民、つまり、顧客が主催し、先生として町の人々にモノづくりを教えたり、料理教室を開いたりするものです。主催者は自分が「好き」なモノ・コトを教え、参加者は新しい「好き」を見つけ、蔦屋書店の中でコミュニティが育まれていきます。コミュニティイベントは、社会課題解決を目指してスタートしたのではなく、顧客価値を追求して生まれたものですが、この「企業と顧客の共創による場づくり」は、結果として町の活性化につながっていきました。蔦屋書店のコミュニティづくりと町の活力についてお話したいと思います。

梅谷 知宏氏

【講演者】
株式会社 蔦屋書店
代表取締役社長
梅谷 知宏氏

1991年4月 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)入社
2013年12月 函館蔦屋書店(株)代表取締役社長 就任
2016年4月 (株)北海道TSUTAYA 代表取締役社長 現任
2018年4月 (株)TSUTAYA 常務取締役 就任
2018年5月 (株)蔦屋書店 代表取締役社長 現任
2019年4月 (株)TSUTAYA 取締役副社長 現任

【講演3】 15:30~16:30
「時間資本主義の時代」

戦後続いてきたバリューチェーン効率化の時代は終焉しました。良いものは廉価で既に日本中に行きわたり、消費者の関心事ではなくなりました。スマホを使って、移動時間など「こまぎれ時間」で何でもできるようになった現在、消費者の関心は自らの時間価値をいかに高めるか、の一点になっています。
今後、全ての企業は、自らの商品やサービスが、いかに消費者の時間価値を高めるかという視点を持つ必要があります。ここ数年注目されているサブスクリプションモデルやダイナミックプライシングといった流行の用語も、時間価値という切り口で容易に理解することが可能です。
時間価値という補助線を使って、現在の消費、流通業が置かれている地平を、様々な角度から紹介させていただきます。

松岡 真宏氏

【講演者】
フロンティア・マネジメント株式会社
代表取締役
松岡 真宏氏

1990年 (株)野村総合研究所 入社
1994年 バークレイズ証券会社 入社
1997年 現 UBS証券会社 入社。1999年に株式調査部長兼マネージングディレクターに就任
2003年 (株)産業再生機構入社。同社在籍時に(株)ダイエー、カネボウ(株)の
     取締役にも就任
2007年 フロンティア・マネジメント(株)を設立し、代表取締役(現任)に就任

※講師等プログラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。