生活者の新ライフスタイルを考えるフォーラム2023

~今、小売業が求められる価値~

コロナ禍は社会環境に劇的な変化をもたらしました。人々の暮らしや日常も大きな影響を受けましたが、とりわけモノを購入して消費するというプロセスにおいて、その変化は顕著です。
このような変化に小売業はどのように対応していけばよいでしょうか。
イノベーションではなく「トランスフォーメーション」という視点で業界全体を考え、生活者にとってふさわしいビジネスモデルへと変容していくことが求められているのではないでしょうか。
日本小売業協会 生活者委員会では、改めて小売業に求められている価値とは何かを考え、生活者の観点から小売業のあるべき姿と解決すべき課題は何かを提案する取り組みを進めております。
今回のフォーラムでは、時流の一歩先を読み、ビジネスやテクノロジーの第一線で活躍する有識者の方々から知見を学び、生活者の変化を読み解きながら小売業の「あるべき未来の姿」を探っていきます。

日本小売業協会
会長 野本 弘文

本フォーラムは終了しました。

セミナー概要

パンフレット

パンフレットダウンロード(PDF:6.8MB)

生活者の新ライフスタイルを考えるフォーラム2023についてさらに詳しい情報はこちらをダウンロードしてご覧ください。

開催日時 令和5年11月21日(火)13:00~16:20
会場 東京會舘 7階ロイヤル
東京都千代田区丸の内3-2-1
TEL.03-3215-2111
定員 先着120名
申込締切日 11月10日(金)
※定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
受講料(税込)

日本小売業協会会員 ……… 5,000円
後援団体会員 ……………… 6,000円
一般 ………………………… 7,000円

動画配信 本フォーラムは12月11日(月)より録画配信予定です。
詳細は12月7日(木)から日本小売業協会ホームページにてご案内いたします。
主催 日本小売業協会
後援 日本百貨店協会、日本チェーンストア協会、日本スーパーマーケット協会、全国スーパーマーケット協会、日本専門店協会、日本専門店会連盟、日本フランチャイズチェーン協会、日本ボランタリーチェーン協会、日本ショッピングセンター協会、日本通信販売協会、日本フードサービス協会、ジャパンショッピングツーリズム協会、日本販売士協会、東京販売士協会、日本商工会議所、東京商工会議所 (順不同)
協賛 富士通株式会社、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、フューチャーアーキテクト株式会社、東芝テック株式会社
個人情報の取扱について お申し込みにあたりご入力いただいた個人情報につきましては、本フォーラムの申込受付および運営上の管理のために利用させていただきます。また、日本小売業協会が主催する各種事業のご案内に利用させていただく場合がございます。予めご了承ください。
お問い合わせ 日本小売業協会「生活者フォーラム」事務局
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-2 丸の内二重橋ビル6階
TEL. 03-3283-7920
FAX. 03-3215-7698

参加お申込みフォーム

本フォーラムのお申込みの受付は終了いたしました。

プログラム

※講師等プログラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。

13:00~13:10

開会挨拶
日本小売業協会 副会長/日本チェーンストア協会 会長
株式会社イトーヨーカ堂 取締役会長
三枝 富博 氏

13:10~13:30

フォーラム趣旨説明

日本小売業協会 生活者委員会 コーディネーター
株式会社ジャパンライフデザインシステムズ ヴァイスプレジデント
池 辰彦 氏

13:30~14:15 講演①

落合 陽一 氏

©中川容邦/KADOKAWA

デジタルネイチャー時代:
テクノロジーの進化と生活者の変容

メディアアーティスト
落合 陽一 氏

この講演では、計算中心のデジタルネイチャー時代が私たちの生活と社会にどのような影響を及ぼすかについて探求します。AIとその他のテクノロジーの進化が、私たちの生活スタイル、消費行動、そして社会全体の構造をどのように変えるのかについて深く掘り下げます。また、これらの変化を理解し、適応するために必要なスキルや視点についても議論します。

14:15~14:45 講演②

松江 英夫 氏

人口減少を乗り越える新成長戦略
―消費者視点に基づいた価値循環が日本を動かす

デロイト トーマツ グループ 執行役 CETL(Chief Executive Thought Leader)
デロイト トーマツ インスティチュート(DTI)代表
松江 英夫 氏

「失われた30年」を経て日本は人口減少に直面し、企業の投資が国内から海外にシフトしたことで賃金、消費は低迷する状態が定着しています。国内市場への期待値低下や将来不安の拡大など、企業や消費者はこれ以上の成長が見込めないのではという停滞感に覆われている中、発想を転換し、日本が人口減少を乗り越えるための新成長戦略の構築が求められます。
本講演では、ヒト・モノ・データ・カネという「4つのリソース」の循環と、人口減少下でも増加する「4つの機会」とを掛け合わせ、新たな需要創出の機会を切りひらく「価値循環」に基づき、日本企業の課題と強みが交差するテーマに関し具体的需要創出シナリオをご紹介します。変化を新たな成長の機会として再定義し、今後の小売業が進むべき方向性・求められる価値について考察していきます。

14:45~14:55 休憩

14:55~15:40 講演③

中川 政七 氏

ライフスタイルから
ライフスタンスの時代へ

株式会社中川政七商店 代表取締役会長
中川 政七 氏

ものが溢れる昨今、消費者にとってブランド価値は移り変わり、かつての「安心・憧れ・共感」から、企業に対する「信頼」へと変遷してきています。そして、この企業への信頼はビジョンに対する共感・共鳴から生まれます。
これからの時代に、支持されるブランド・会社に必要なこととは何か?
ビジョンの重要性と真にワークさせるポイント、その中で求められる小売業の役割・価値についてお話しします。

15:40~16:10 講演④

産形 満義 氏

小売業における物流課題への取り組みと未来への布石
~ 2024年問題の先を見据えたDXの重要性~

フューチャーアーキテクト株式会社
シニアパートナー 物流サービス事業部
産形 満義 氏

物流業界は「モノを運ぶ」という社会的に重要なプラットフォームでありながら、トラックドライバーの稼動時間制限によって生じる「2024年問題」をはじめ多くの課題を抱えています。小売業は顧客に対し購買代行業として重要な役割を担っていますが、これは「物流」がなければ成立しません。
本講演では先進的な事例を紹介し、現在起きている物流課題の本質を紐解きながら、小売業として取り組むべきことや2024年問題の先を見据えたDXについて考察します。

16:10~16:20

閉会挨拶
日本小売業協会 生活者委員会 委員長
公益社団法人日本鉄道広告協会 会長
新井 良亮 氏