第33回 流通交流フォーラム
変容する消費社会 ─次代をリードする小売業の経営戦略
流通交流フォーラムは、流通・小売業の振興と発展を目的に、流通・小売分野の日本最大級の展示会「日経メッセ街づくり・店づくり総合展」初日のメインセミナーとして、1991年以来毎年開催しており、この分野における日本有数のセミナーとしてご定評をいただいております。
流通・小売業は今、デジタル技術の浸透に加え、コロナ禍や激動する世界情勢による資源高などの影響を受けて、大きく変容する消費行動、トレンドや社会の状況に対応した、新たな変革の時期を迎えています。第33回フォーラムでは、業界の最前線で活躍される方々をお迎えし、新しい店舗の未来像、食品流通業が創造する新たな価値、Z世代に見る新たな消費行動などについてご講演をいただきます。是非ご参加をいただき、次代に飛躍するためのヒントを探り、今後の経営にお役立ていただければ幸いです。
本フォーラムは終了しました。
セミナー概要
パンフレットダウンロード(PDF:4.16MB) 第33回 流通交流フォーラムについてさらに詳しい情報はこちらをダウンロードしてご覧ください。 |
開催日時 | 2023年2月28日(火)13:00~16:30 |
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会場 | 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1) 会議棟1F レセプションホール(A) |
主催 | 日本小売業協会、日本経済新聞社 |
会場受講(有料・招待) | 170名(先着順) ※会場はコロナ対策を行い、定員5割の人数で実施する予定です。
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申込締切日 | 申込受付は終了しました。 |
受講料(税込み) |
日本小売業協会会員 ……… 5,000円 |
後援 | 日本百貨店協会、日本チェーンストア協会、日本スーパーマーケット協会、全国スーパーマーケット協会、日本専門店協会、日本フランチャイズチェーン協会、日本ボランタリーチェーン協会、日本ショッピングセンター協会、日本通信販売協会、日本販売士協会、東京販売士協会、日本商工会議所、東京商工会議所(順不同) |
協賛 | 富士通株式会社、東芝テック株式会社、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社、フューチャーアーキテクト株式会社 |
個人情報の取扱について | お申し込みにあたりご入力いただいた個人情報につきましては、本フォーラムの申込受付および運営上の管理のために利用させていただきます。また、日本小売業協会が主催する各種事業のご案内に利用させていただく場合がございます。予めご了承ください。 |
新型コロナウイルス対策 についてのご留意事項 |
●会場入口では、マスク着用の徹底/消毒液の設置/検温を実施します。 ●扉を開放し、空調設備による常時換気を行います。 ●セミナー会場では、間隔の確保を行っております。 ●救護室には、看護師が常駐しております。 マスクは必ず着用してご来場ください。 手指消毒にご協力をお願いします。 37.5度以上の発熱があるかたは入場をお断りします。 |
お問い合わせ | 日本小売業協会「流通交流フォーラム」事務局 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-2 丸の内二重橋ビル6階 TEL. 03-3283-7920 FAX. 03-3215-7698 |
参加お申込みフォーム
お申込み受付は終了しました。
プログラム
講師等プログラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。
13:00~13:10
開会~主催者あいさつ
日本小売業協会 会長 |
13:10~14:10 講演①
大丸松坂屋が目指す未来の百貨店像 株式会社大丸松坂屋百貨店 代表取締役社長 |
1983年 | 滋賀大学卒業、(株)大丸入社、神戸店勤務。阪神淡路大震災を経験、神戸店の再建、神戸復興に携わる。 |
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2011年 | 大丸神戸店長 就任 |
2012年 | 大丸心斎橋店長 就任 |
2017年 | 大丸松坂屋百貨店 取締役 兼 常務執行役員 就任 |
2018年 | J. フロントリテイリング 取締役 兼 執行役常務 経営戦略を統括 |
2020年 | 大丸松坂屋百貨店 代表取締役社長に就任 |
講演内容
小売業といえば百貨店が数少ない企業形態であり一強であった昭和の半ばの時代は遥か昔の話で今や、ショッピングセンター、製造小売店、専門小売店、GMS、Eコマース、など様々な業態のプレイヤーが、現在の小売業界には数多く存在し、業際を超えた戦いが今後より一層激しくなる事が予想されます。このような小売業界にあって大丸松坂屋が目指す姿はどのようなものなのか、存在感を発揮するための戦略やポジショニングはどうあるべきなのか?についてお話したいと思います。
14:20~15:20 講演②
食品流通業の進化と新たな役割 三菱食品株式会社 代表取締役社長 兼 CSO 兼 CHO |
1984年4月 | 三菱商事(株)入社 |
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2013年4月 | 三菱商事(株)農水産本部長 |
2014年4月 | 同社 執行役員就任、生活原料本部長 |
2016年4月 | 同社 常務執行役員昇役、生活産業グループCEO |
2019年4月 | 同社 コンシューマー産業グループCEO |
2021年4月 | 三菱食品(株)社長執行役員 |
2021年6月 | 同社 代表取締役社長 就任 |
2022年4月 | 同社 代表取締役社長 兼 CSO 兼 CHO(健康増進担当) |
講演内容
〇食品流通業に求められている役割
コロナ禍、ウクライナ問題を経て、食の安全保障がクローズアップされています。また、日本はこの先、超高齢化・少子化により人口が減少し、食品市場規模は縮小を辿る一方、生活者のライフスタイルやニーズは、過去に類をみないスピードで変化しています。日本の多様で豊かな「食」を安定的に提供し続けるためには、流通全体の最適効率化に加え、業界の垣根を越えた製・配・販の更なる協働、連携が必要とされます。
〇次世代食品流通業のあるべき姿
生活者観点に立ち、豊かな生活を実現するパートナー的存在と感じて頂ける、食を起点とし発展する「フードライフパートナー」となり、新しい提供価値を創造していくことの重要性に迫ります。
15:30~16:30 講演③
Z世代の価値観に関して 株式会社SHIBUYA109エンタテイメント SHIBUYA109 lab. 所長 |
総合マーケティング会社にて、主に化粧品・食品・玩具メーカーの商品開発・ブランディング・ターゲット設定のための調査やPRサポートを経て、2017年に(株)SHIBUYA109 エンタテイメントに入社。
SHIBUYA109 マーケティング担当としてマーケティング部の立ち上げを行い、2018年5月に若者研究機関「SHIBUYA109 lab.」を設立。現在は毎月200人のaround 20(15歳~24歳の男女)と接する毎日を過ごしている。繊研新聞連載「SHIBUYA109 lab.所長の#これ知ってないとやばみ」、宣伝会議等でのセミナー登壇・TBS『ひるおび!』コメンテーター・その他メディア寄稿・掲載多数。
講演内容
Z世代は、1996年から2012年の間に生まれた世代とされています。現在、彼らが経済や社会での影響力を持ちつつあることから、企業からの注目度も高まっています。しかし、価値観や実態が細分化多様化している世代でもあることから、多くの企業が彼らの理解やアプローチに試行錯誤を続けている状況です。
講演では、SHIBUYA109 lab.が毎月200人のZ世代と接する中で得た彼らの消費価値観や実態をSHIBUYA109の施策事例を交えながら、解説いたします。